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代表的な OS の種類

低頻約 21 分オペレーティングシステム

概要

本ユニットでは、u01 で学んだ OS の役割や機能が、実際にどんな製品として世の中で使われているかを学びます。PC・サーバ向け(Windows・Mac OS・Chrome OS・UNIX・Linux)とスマートデバイス向け(iOS・Android)に分けて整理します。各 OS の用途や特徴の違いは、選択肢を見分ける形で試験に出ます。

用語7

Windows

マイクロソフト社が開発する、世界で最も普及した PC 向け OS。

Windows は、マイクロソフト社が提供する PC(パソコン)用の OS で、家庭から企業まで最も広く使われています。マウスやウィンドウを使った GUI 操作が特徴で、対応するソフトや周辺機器が非常に多いのが強みです。 業務用のクライアント PC の標準として企業で広く採用されている点も押さえましょう。試験では、PC 向けの代表的 OS であること、Mac OS と並ぶ主要な選択肢として登場します。「最も普及している PC 用 OS」という位置づけを覚えておけば十分です。

たとえ多くの人が乗っている定番の乗用車のようなもの。台数が多いぶん、部品(対応ソフト)や整備店(サポート)も豊富で、誰もが扱いに慣れています。

記憶フックWindows といえばマイクロソフトの最も普及した PC 向け OS

Mac OS

アップル社が自社の Mac 向けに開発する PC 用 OS。

Mac OS(macOS)は、アップル社が自社のパソコン Mac 専用に提供している OS です。洗練されたデザインや操作性で知られ、デザイン・映像・音楽などのクリエイティブ分野で多く使われます。 Windows が多くのメーカーの PC で動くのに対し、Mac OS はアップル製のハードウェアでしか使えない点が大きな違いです。試験では Windows と並ぶ PC 向け OS の代表例として問われます。「アップルの PC = Mac、その OS が Mac OS」と結び付けて覚えましょう。

たとえ特定メーカーが車体もエンジンも一括で作る専用車のようなもの。組み合わせが決まっているぶん、まとまりがよく一貫した使い心地になります。

記憶フックMac OS といえばアップルの Mac 専用 PC 向け OS

Chrome OS

グーグル社が開発する、Web ブラウザ中心の軽量な PC 向け OS。

Chrome OS は、グーグル社が提供する PC 用の OS で、Web ブラウザ(Chrome)を中心に使うことを前提とした軽量な作りが特徴です。これを搭載した PC を Chromebook と呼びます。 アプリやデータをインターネット上(クラウド)に置いて使うことが多く、安価で起動が速く、教育現場などで広く採用されています。試験では、Web・クラウド利用に特化した軽量 OS という特徴で、ほかの PC 向け OS と区別できることがポイントです。

たとえ中身を最小限にした身軽なノートのようなもの。荷物(ソフト)は手元に持たず、必要なものは図書館(クラウド)に置いて毎回そこで使うイメージです。

記憶フックChrome OS といえば Web ブラウザ中心の軽量 PC 向け OS

UNIX

サーバなどで使われる、多くの OS の源流となった歴史ある OS。

UNIX は、古くから使われてきた歴史ある OS で、安定性が高く、サーバやワークステーションなど信頼性が求められる用途で利用されてきました。複数人が同時に使えるマルチユーザー機能などを早くから備えていました。 重要なのは、UNIX が後の多くの OS の「源流(系譜の出発点)」になっている点です。Linux は UNIX の考え方を受け継いだ OS であり、Mac OS も UNIX をベースにしています。試験では「UNIX → Linux」という系譜の関係を問う形で出ることがあります。

たとえ多くの料理店がレシピを受け継いだ「老舗の元祖の味」のようなもの。直接その店に行く人は減っても、その味付けが各地のお店(Linux など)に脈々と引き継がれています。

記憶フックUNIX といえば Linux など多くの OS の源流となったサーバ向け OS

UNIX(源流)

Linux

Mac OS

Linux

UNIX の流れをくむ、無償で利用できるオープンソースの OS。

Linux は、UNIX の考え方を受け継いで作られた OS で、ソースコードが公開され誰でも無償で利用・改変できる「オープンソースソフトウェア(OSS)」の代表例です。 安定性が高く、Web サーバなどサーバ用途で広く使われるほか、後述の Android の土台にもなっています。配布形態(ディストリビューション)が複数あるのも特徴です。試験では、UNIX 系譜のオープンソース OS であること、無償で使える点が問われます。「Linux = 無償の OSS な OS」と押さえましょう。

たとえ誰でも自由に見て改良できる「公開レシピ」のようなもの。元祖(UNIX)の味を受け継ぎつつ、料金なしで誰もが手に取り、自分流にアレンジできます。

記憶フックLinux といえば UNIX 系譜の無償のオープンソース OS

iOS

アップル社が iPhone・iPad 向けに開発するモバイル OS。

iOS は、アップル社が自社のスマートフォン iPhone やタブレット iPad 向けに提供しているモバイル用 OS です。タッチ操作を前提とした使いやすさと、安全性の高さが特徴です。 アプリは原則として App Store からのみ入手する仕組みで、アップル製の機器でしか動きません。試験では、スマートデバイス向け OS の代表として Android と対で問われます。「iPhone の OS が iOS、Android と並ぶモバイル OS」と覚えておけば十分です。

たとえ特定メーカー専用のスマート家電のようなもの。その会社の製品(iPhone・iPad)でしか動かず、付属アプリも公式ストア経由に限られ、まとまりよく管理されています。

記憶フックiOS といえばアップルの iPhone・iPad 向けモバイル OS

Android

グーグル社が中心となって開発する、Linux ベースのモバイル OS。

Android は、グーグル社が中心となって開発しているスマートフォン・タブレット向けの OS で、Linux を土台に作られています。多くのメーカーの端末で採用されており、世界で最も普及したモバイル OS です。 アップル専用の iOS と違い、さまざまなメーカーが自社の機器に搭載できる点が大きな違いです。試験では iOS と対比して、Android は多メーカーが採用するモバイル OS であること、Linux ベースである点が問われます。

たとえさまざまな会社が共通の土台を使って作る乗り合いバスのようなもの。同じ基本設計(Android)を多くのメーカーが採り入れ、各社が自分の車体に載せて走らせています。

記憶フックAndroid といえば多メーカーが採用する Linux ベースのモバイル OS

まとめ

要点

  • 代表的な OS は用途で大別でき、PC・サーバ系(Windows・Mac OS・Chrome OS・UNIX・Linux)とモバイル系(iOS・Android)に分かれる。
  • PC 向けの主役は Windows(マイクロソフト・最も普及)と Mac OS(アップル・Mac 専用)で、Chrome OS は Web/クラウド中心の軽量 OS。
  • UNIX は多くの OS の源流で、Linux は UNIX 系譜の無償オープンソース OS、Mac OS も UNIX をベースにする。
  • モバイル系は iOS(アップル・iPhone/iPad 専用)と Android(多メーカー採用・Linux ベース)が二大 OS。
  • iOS と Android、Windows と Mac OS のように、開発元・対応機器・特徴の違いで OS を見分けられることが重要。

記憶フック一覧

  • Windows: Windows といえばマイクロソフトの最も普及した PC 向け OS
  • Mac OS: Mac OS といえばアップルの Mac 専用 PC 向け OS
  • Chrome OS: Chrome OS といえば Web ブラウザ中心の軽量 PC 向け OS
  • UNIX: UNIX といえば Linux など多くの OS の源流となったサーバ向け OS
  • Linux: Linux といえば UNIX 系譜の無償のオープンソース OS
  • iOS: iOS といえばアップルの iPhone・iPad 向けモバイル OS
  • Android: Android といえば多メーカーが採用する Linux ベースのモバイル OS

関連の過去問演習は今後のアップデートで追加予定です。