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オフィスツールとソフトウェアパッケージ

標準約 16 分オフィスツール

概要

本ユニットでは、市販のソフトウェアパッケージという総称と、その代表例である文書作成・表計算・プレゼンテーションのオフィス三種、そしてWebブラウザの特徴と基本操作を学びます。日常業務で最も使う身近なソフトであり、特に表計算ソフトは本分野で突出して頻出するため、用途と違いを確実に押さえることが重要です。

用語5

ソフトウェアパッケージ

特定用途向けに開発され市販される、汎用のソフトウェア製品の総称。

ソフトウェアパッケージとは、多くの利用者の共通的なニーズを想定してあらかじめ作られ、製品として販売・提供されるソフトウェアのことです。文書作成ソフトや表計算ソフト、Webブラウザなどがこれにあたります。 利用者ごとに一から作る個別開発(オーダーメイド)と違い、完成品をそのまま購入・導入するため、安価で短期間に使い始められる一方、自社の業務に完全には合わないことがあります。試験では、個別開発との違い(費用・期間・適合性のトレードオフ)や、オフィスツールがパッケージの具体例である点を押さえておきましょう。

たとえ店で売られている「既製服」のようなもの。体に合わせて仕立てるオーダーメイドより安く早く手に入りますが、細部は自分にぴったりとは限りません。

記憶フックソフトウェアパッケージといえば市販の完成品ソフトの総称

ソフトウェアパッケージ

文書作成ソフト

表計算ソフト

プレゼンテーションソフト

Webブラウザ

表計算ソフト

格子状のセルに数値や式を入力し集計・分析・グラフ化するソフト。

表計算ソフトは、行と列が交差したマス目(セル)にデータや計算式を入力し、自動で集計や分析を行うソフトです。合計や平均などを求める関数、データを並べ替える整列、条件に合う行を抜き出す抽出(フィルタ)、結果を視覚化するグラフ作成などの機能を持ちます。 オフィスツールの中でも本分野で最も多く出題される定番で、関数(SUM・AVERAGEなど)・相対参照と絶対参照・グラフの種類といった具体的な操作が問われます。数値の集計や表形式のデータ管理が得意な点が、文章中心の文書作成ソフトとの違いです。

たとえ電卓と方眼紙が合体した道具のようなもの。マス目に数字を書き込むと、合計や平均がその場で自動計算され、グラフにもしてくれます。

記憶フック表計算ソフトといえばセルで集計・関数・グラフ

文書作成ソフト

文章を入力・編集・整形し、報告書や案内などの文書を作るソフト。

文書作成ソフト(ワープロソフト)は、文章を中心とした文書を作成・編集・印刷するためのソフトです。文字の書体や大きさの変更、見出しや段落の整形、表や図の挿入、誤字の置換などの機能を持ち、報告書・案内文・契約書などの作成に使われます。 試験では、数値集計が得意な表計算ソフトや、発表用スライドを作るプレゼンテーションソフトとの用途の違いが問われます。「文章中心の文書を整えて作るのが文書作成ソフト」と、ツールごとの得意分野を区別できることがポイントです。

たとえ高機能な清書用ノートのようなもの。手書きと違い、文字の大きさを揃えたり、後から文を入れ替えたり、きれいに印刷したりが自由にできます。

記憶フック文書作成ソフトといえば文章中心の文書づくり

プレゼンテーションソフト

発表用のスライドを作成・表示し、説明や提案に用いるソフト。

プレゼンテーションソフトは、発表(プレゼン)で使うスライドを作るためのソフトです。1枚ずつの画面に文字・図・写真・グラフを配置し、ページをめくるように順に表示して聞き手に内容を伝えます。アニメーションや画面切り替えの効果を付けることもできます。 試験では、報告書を作る文書作成ソフトや数値を集計する表計算ソフトとの用途の違いが問われます。「人前で説明・提案するための発表資料(スライド)を作るのがプレゼンテーションソフト」と覚えておきましょう。

たとえ紙芝居をデジタルで作る道具のようなもの。1枚ずつの絵(スライド)を順番にめくって見せ、聞き手に話の流れを分かりやすく伝えます。

記憶フックプレゼンテーションソフトといえば発表用スライド作成

Webブラウザ

Webページを閲覧するためのソフトウェアパッケージ。

Webブラウザは、インターネット上のWebページを表示して閲覧するためのソフトです。URL(アドレス)を入力したりリンクをたどったりしてページを開き、文字・画像・動画などを表示します。お気に入り(ブックマーク)の登録や、見た履歴の保存などの機能もあります。 オフィス三種が「資料を作る」ためのツールであるのに対し、Webブラウザは「情報を見る・調べる」ための用途が異なるパッケージです。試験では、Webページの閲覧に使うソフトであるという基本的な役割を押さえておけば十分です。

たとえ世界中の図書館や掲示板を見て回るための「のぞき窓」のようなもの。アドレスやリンクをたどれば、離れた場所の情報を画面に呼び出して読めます。

記憶フックWebブラウザといえばWebページを閲覧するソフト

まとめ

要点

  • ソフトウェアパッケージは多くの利用者向けに作られ市販される完成品ソフトの総称で、オフィスツールはその代表例。個別開発と比べ安価・短期で導入できる反面、業務に完全には合わないこともある。
  • 表計算ソフトはセルにデータや式を入力し、関数による集計・整列・抽出・グラフ化を行うツールで、本分野で最も頻出。
  • 文書作成ソフトは文章中心の文書を整えて作り、プレゼンテーションソフトは発表用スライドを作る。用途(成果物)の違いで区別する。
  • Webブラウザはオフィス三種(資料を作る)と異なり、Webページを閲覧する(情報を見る)ためのパッケージ。
  • 各ツールは『何を作る/何に使うか』という用途で使い分けることが、出題上のポイント。

記憶フック一覧

  • ソフトウェアパッケージ: ソフトウェアパッケージといえば市販の完成品ソフトの総称
  • 表計算ソフト: 表計算ソフトといえばセルで集計・関数・グラフ
  • 文書作成ソフト: 文書作成ソフトといえば文章中心の文書づくり
  • プレゼンテーションソフト: プレゼンテーションソフトといえば発表用スライド作成
  • Webブラウザ: WebブラウザといえばWebページを閲覧するソフト

関連の過去問演習は今後のアップデートで追加予定です。