BPMN(Business Process Model and Notation)は、業務プロセスの流れを、開始・終了・作業(タスク)・分岐・並行などの統一された記号で表す表記法です。誰が見ても同じ意味に読めるよう国際的に標準化されています。
E-R図やDFDより、業務の手順(プロセス)そのものを詳細かつ専門的に描くのに向いています。試験では「業務プロセスを記述・可視化するための標準的な表記法」であることを押さえておけば十分です。フローチャートを業務用に体系化・標準化したものとイメージすると分かりやすいです。
BPR(Business Process Reengineering、業務プロセス再構築)は、既存の業務のやり方を前提とせず、業務プロセスを根本から見直して抜本的に作り直す改革の考え方です。部分的な改善ではなく、プロセス全体をゼロベースで再設計します。
継続的に少しずつ改善・管理し続けるBPMとの違いが試験で問われます。BPRは「抜本的・一度きりの大改革」、BPMは「継続的なサイクル」という対比で覚えると区別しやすいです。
BPM(Business Process Management、業務プロセス管理)は、業務プロセスを「設計→実行→評価→改善」のサイクルで継続的に管理し、少しずつ良くし続ける考え方です。一度きりで終わらせず、PDCAのように回し続ける点が特徴です。
抜本的な一度きりの改革であるBPRとの違いが試験の頻出ポイントです。BPR=ゼロからの大改革、BPM=継続的な改善サイクル、と対比で押さえましょう。
RPA(Robotic Process Automation)は、人がパソコン上で行う定型的な事務作業を、ソフトウェアロボットが代わりに自動で実行する技術です。データ入力、転記、集計、画面操作などの繰り返し作業を自動化します。
人の判断が不要な決まりきった作業に適し、人手不足の解消や業務効率化に役立ちます。試験では「ホワイトカラーの定型作業を自動化するソフトウェアロボット」という特徴と、AIとは別概念である点を押さえておきましょう。