BYOD(Bring Your Own Device)は、社員が個人で所有するスマートフォンやノートPCを業務にも使う利用形態です。会社が端末を用意する手間やコストを抑えられ、使い慣れた端末で生産性を上げられる利点があります。
一方で、私物端末には会社の管理が及びにくく、情報漏えいやマルウェア感染などのセキュリティリスクが高まる点が課題です。試験では「私物端末の業務利用」という定義と、利便性とセキュリティリスクが表裏一体である点が問われます。対策としてMDM(モバイル端末管理)などで端末を管理する考え方も押さえましょう。
IoT(Internet of Things、モノのインターネット)は、家電・センサー・自動車・工場の機器など、あらゆるモノをネットワークに接続して情報を収集・活用する仕組みです。集めたデータを分析して業務の自動化や効率化、新サービスの提供につなげます。
例えば工場の機械の稼働状況を遠隔監視したり、センサーで温度を測って空調を自動制御したりします。試験では「モノをインターネットにつなぐ」という基本概念と、後述のM2Mとの関係(人を介さない機器間通信を含む、より広い概念)が問われます。
M2M(Machine to Machine)は、機械と機械が人の操作を介さずに直接データをやり取りし、自動で連携する仕組みです。センサーが計測した値を別の機器へ送り、その機器が自動で動作する、といった処理を人手なしで行います。
IoTと似ていますが、IoTがインターネットを通じて多様なモノとクラウドをつなぐ広い概念であるのに対し、M2Mは「機器間の直接的な通信」に焦点を当てた概念です。試験では、人を介さない機器同士の自動通信であること、IoTを支える基盤的な通信形態である点が問われます。