USB(Universal Serial Bus)は、パソコンとマウス・キーボード・プリンタ・USBメモリなど多様な周辺機器を1種類のコネクタで接続できる有線インタフェースです。データを1本の信号線で順番に送るシリアル方式を採用しています。
電源を入れたまま抜き差しできるホットプラグや、接続するだけで使える機能、機器への給電(バスパワー)に対応します。ハブを使えば1ポートから多数の機器を数珠つなぎにでき、最大127台まで接続できます。試験では、これらの特徴や、無線ではなく有線である点が問われます。
RFID(Radio Frequency IDentification)は、ICチップとアンテナを内蔵したタグ(ICタグ)に電波を当て、記録された情報を非接触で読み書きする技術です。商品の在庫管理、交通系ICカード、入退室管理などに使われます。
バーコードと違い、タグが箱の中にあっても読め、複数のタグを一括で読み取れるのが特徴です。電池を持たないタグはリーダーからの電波で動作します。試験では、非接触で自動認識する仕組みである点と、この技術を基盤に近接通信へ発展させたNFCとの関係が問われます。
NFC(Near Field Communication)は、RFIDの技術を基盤に発展した、約10センチ以内の至近距離で機器やカードをかざして通信する規格です。交通系ICカード、おサイフケータイ、スマートフォンの電子マネー決済などに使われます。
かざすだけで通信が成立し、近づけないと通信できないため、意図しない通信が起きにくいのが特徴です。試験では、RFIDを基盤とすること、Bluetoothより通信距離がごく短い(数センチ)点、電子決済など身近な用途が問われます。
IrDA(Infrared Data Association)は、電波ではなく赤外線を使って近距離でデータをやり取りする無線インタフェース規格です。かつての携帯電話どうしのアドレス交換など、近距離の機器間データ通信に使われました。
赤外線は光の一種のため、機器どうしを向かい合わせ、間に遮るものがない見通しの状態で通信する必要があります。試験では、本ユニットで唯一の赤外線方式である点と、赤外線は見通し通信が必要なのに対し、電波を使う方式(Bluetooth・RFID・NFC)は遮蔽物にある程度強いという伝送媒体の違いが問われます。