用語(7)
VR
コンピュータが作る仮想空間に入り込んだように感じさせる技術。
VR は Virtual Reality の略で、現実とは切り離されたコンピュータ上の仮想空間を、あたかも実在するかのように体験させる技術です。専用のゴーグル(ヘッドマウントディスプレイ)で視界を完全に覆い、頭の動きに合わせて映像が変わることで没入感を生みます。
試験では、視界がすべて仮想映像に置き換わる点が特徴で、現実の風景に情報を重ねる AR との違いがよく問われます。ゲームや訓練シミュレーション、仮想見学などに使われます。
たとえ目隠し型のゴーグルを付けて、別世界のジェットコースターに乗っているように感じる遊園地のアトラクションのようなもの。見える景色はすべて作り物です。
記憶フックVRといえば視界すべてが仮想空間の仮想現実
仮想現実
VR の日本語名。仮想空間を現実のように体験させる技術。
仮想現実は VR(Virtual Reality)の日本語訳で、両者は同じものを指します。コンピュータが生成した仮想の世界に入り込み、現実のように見て・動いて体験できる点が本質です。
試験では「VR=仮想現実」という略語と日本語名の対応そのものが問われることがあります。AR=拡張現実、MR=複合現実と混同しないよう、ペアで覚えておくことが大切です。
たとえ「VR」という背番号の選手に「仮想現実」という本名があるようなもの。呼び方が二つあるだけで、指しているものは同じ一人です。
記憶フック仮想現実といえばVRの日本語名
AR
現実の風景にコンピュータの情報を重ねて表示する技術。
AR は Augmented Reality の略で、スマートフォンやスマートグラス越しに見える現実の映像へ、文字やCG・案内などのデジタル情報を重ねて表示する技術です。現実そのものは残したまま、そこへ情報を「付け足す(拡張する)」のが特徴です。
試験では、視界を仮想映像で覆う VR との違いが頻出です。VR=現実を置き換える、AR=現実に重ねると区別しましょう。スマホをかざすと地図上に案内が出るアプリや、家具を部屋に試し置きするアプリが代表例です。
たとえ車のフロントガラスに速度や矢印が映る装置のように、目の前の本物の景色はそのままに、必要な情報だけを上から重ねて見せるイメージです。
記憶フックARといえば現実に情報を重ねる拡張現実
拡張現実
AR の日本語名。現実に情報を重ねて拡張する技術。
拡張現実は AR(Augmented Reality)の日本語訳で、両者は同じものを指します。現実の風景を土台に、そこへデジタル情報を重ねて「拡張」する点が名前の由来です。
試験では「AR=拡張現実」という対応が問われます。VR=仮想現実(現実を置き換える)との違いと合わせて、略語と日本語名をペアで押さえておきましょう。
たとえ「AR」という愛称と「拡張現実」という正式名称が同じものを指すのは、ニックネームと本名の関係と同じです。現実を“拡張”する点が名前のヒントです。
記憶フック拡張現実といえばARの日本語名
MR
現実と仮想を融合し、相互に作用させる技術。
MR は Mixed Reality の略で、現実空間と仮想の物体を融合させ、互いに影響し合えるようにした技術です。AR が現実に情報を「重ねる」だけなのに対し、MR は仮想物体を現実の机の上に置いたり、回り込んで裏側を見たりと、現実と一体化して扱える点が進んでいます。
試験では VR→AR→MR の順に没入・融合の度合いが高まる流れとして整理されます。AR との違い(重ねるだけか、現実と融合して操作できるか)を意識しておきましょう。
たとえ現実の机の上に立体の地球儀を置き、手で回したり裏側を覗いたりできるようなもの。ただ表示するだけの AR より、現実と仮想がより深く混ざり合っています。
記憶フックMRといえば現実と仮想を融合する複合現実
複合現実
MR の日本語名。現実と仮想を融合させる技術。
複合現実は MR(Mixed Reality)の日本語訳で、両者は同じものを指します。現実と仮想を「複合(融合)」させる点が名前の由来です。
試験では「MR=複合現実」という対応のほか、VR=仮想現実・AR=拡張現実と並べて、それぞれの略語と日本語名・没入度の違いをまとめて問われます。三つのペアをセットで覚えておきましょう。
たとえ「MR」と「複合現実」は同じものの二つの呼び名です。現実と仮想が“複合”するという名前が、技術の中身を表しています。
記憶フック複合現実といえばMRの日本語名
メタバース
多人数が参加できる、没入型の仮想空間の総称。
メタバースは、インターネット上に作られた仮想空間で、多くの人がアバター(分身)として同時に参加し、交流・買い物・仕事・イベントなどを行える場の総称です。VR・AR・MR といった xR 技術を活用して没入感のある体験を提供します。
試験では、VR/AR/MR が個々の「技術」であるのに対し、メタバースはそれらを使って作られる「仮想空間・サービス」だという位置づけの違いが問われます。特定の製品名ではなく、こうした仮想世界全体を指す言葉である点を押さえましょう。
たとえネット上に作られた、誰もがアバターで集える“もう一つの街”のようなもの。VR などの技術はその街を建てるための建材・道具にあたります。
記憶フックメタバースといえば多人数が集う没入型の仮想空間