SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、メールを送る側で使われるプロトコルです。利用者がメールを送信するとき、また送信側メールサーバから受信側メールサーバへメールを届けるときに使われます。
メールの流れは「送信(SMTP)→ 受信(POP/IMAP)」と覚えます。SMTPはあくまで送る・運ぶ役で、受け取って読み出す役は別プロトコルである点が試験の定番です。POPやIMAPとの違い(送信か受信か)を必ず区別できるようにしましょう。
FTP(File Transfer Protocol)は、コンピュータ間でファイルをアップロード・ダウンロードするためのプロトコルです。サーバ上のファイルを取得したり、サーバへファイルを置いたりするときに使われます。
メール系(SMTP/POP/IMAP)とは用途が異なり、扱うのは「ファイルそのもの」です。試験では各プロトコルの用途を結びつける問題が多く、FTP=ファイル転送、と用途で区別できることが重要です。なお通信を暗号化しないため、安全性を高めた方式が使われることもあります。
NTP(Network Time Protocol)は、ネットワーク上の機器の時計を正確な時刻に合わせる(同期する)ためのプロトコルです。基準となる時刻サーバから時刻を取得し、各機器の時刻を一致させます。
ログの記録時刻をそろえたり、時刻のずれによるトラブルを防いだりする、通信を支える裏方の運用基盤プロトコルです。試験では「時刻同期=NTP」という用途の対応を押さえておけば十分です。