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経営層と役職

頻出約 11 分経営・組織論

概要

本ユニットでは、企業の経営層に置かれる最高責任者の役職を学ぶ。CxO という総称と、その代表である CEO(最高経営責任者)、IT 経営に直結する CIO(最高情報責任者)を取り上げる。各役職が『何の最高責任を担うか』はITパスポートで頻出であり、組織の意思決定者を正しく区別できることが重要となる。

用語3

CxO

企業の各分野で最高責任を担う役員を表す役職名の総称。

CxO は「Chief x Officer」の x に分野を表す文字を当てはめた、最高責任者の総称です。x の部分が E(経営)なら CEO、I(情報)なら CIO、F(財務)なら CFO というように、担当する分野ごとに個別の役職名へ展開されます。 試験では、CxO が特定の一役職ではなく『各領域の最高責任者をまとめて指す呼び方』である点が問われます。それぞれの C と O は固定で、間の文字が分野を示す、という構造を押さえましょう。代表例として CEO・CIO・CFO・COO(最高執行)などを結び付けて覚えると、個別の略語問題にも対応できます。

たとえ学校の『○○委員長』という言い方に似ている。図書委員長・体育委員長のように、○○の部分が担当分野を表し、委員長(最高責任者)の総称になっている。

記憶フックCxOといえば各分野の最高責任者の総称

CxO 最高責任者の総称

CEO 最高経営責任者

CIO 最高情報責任者

CFO 最高財務責任者

COO 最高執行責任者

CEO

企業経営全体の最高責任を負う役職。最高経営責任者。

CEO は Chief Executive Officer の略で、企業の経営方針や戦略について最終的な意思決定を行う、経営全体の最高責任者です。会社が進む方向を決める『トップ』であり、CxO の中でも代表的な役職として位置づけられます。 試験では、CEO が『経営全般』の最高責任者である点が問われます。情報分野を担う CIO や財務を担う CFO と混同しないよう、E=Executive(経営の遂行)が経営全体を指すことを意識しましょう。日本企業では社長や代表取締役が CEO を兼ねることも多い、という実態も知っておくと理解が深まります。

たとえ船における『船長』のような存在。航路や運航方針を最終決定し、船全体に責任を負うトップであり、機関や事務を担う担当責任者とは役割が異なる。

記憶フックCEOといえば経営全体の最高責任者(最高経営責任者)

CIO

情報システム・IT戦略の最高責任を負う役職。最高情報責任者。

CIO は Chief Information Officer の略で、企業の情報システムや IT 戦略について最高の責任を負う役職です。経営戦略と IT を結び付け、システム投資や情報活用の方針を統括する立場で、IT 経営を担う中心人物といえます。 試験では、CIO が『情報・IT 分野』の最高責任者である点が問われます。経営全体を見る CEO との違い、I=Information が情報を指すことを押さえましょう。近年は情報セキュリティに特化した CISO(最高情報セキュリティ責任者)と区別して問われることもあるため、CIO は IT 全般、CISO はセキュリティ、と対比して覚えると安全です。

たとえ会社の『情報・IT 部門の総司令官』のような立場。どんなシステムに投資し、データをどう経営に活かすかという情報まわりの大方針を決める責任者。

記憶フックCIOといえば情報・IT戦略の最高責任者(最高情報責任者)

まとめ

要点

  • CxO は『Chief x Officer』の形で、各分野の最高責任者をまとめて指す総称である。
  • x の部分が担当分野を示し、E なら CEO(経営)、I なら CIO(情報)のように個別役職へ展開する。
  • CEO は経営全体の最高責任者(最高経営責任者)で、CxO の代表例である。
  • CIO は情報システム・IT 戦略の最高責任者(最高情報責任者)で、IT 経営の中心を担う。
  • 各役職は『何の最高責任を担うか』が区別のポイントで、CEO=経営、CIO=情報、と対応づけて覚える。

記憶フック一覧

  • CxO: CxOといえば各分野の最高責任者の総称
  • CEO: CEOといえば経営全体の最高責任者(最高経営責任者)
  • CIO: CIOといえば情報・IT戦略の最高責任者(最高情報責任者)

関連の過去問演習は今後のアップデートで追加予定です。