← 教科書一覧へインターネット広告(課金・出稿型)
頻出約 16 分マーケティング
概要
本ユニットでは、ネット上に出稿するインターネット広告の全体像をつかんだうえで、許諾型のオプトインメール広告、画像で目を引くバナー広告、検索語に連動するリスティング広告、成果報酬型のアフィリエイトという代表的な手法を整理します。マーケティング分野で頻出のテーマです。
用語(5)
インターネット広告
Webサイトやメールなどネット上の媒体に掲載する広告の総称。
インターネット広告は、Webページやメール、検索結果など、インターネット上の場所に掲載する広告の総称です。テレビや新聞などのマス広告と違い、配信相手を年齢・地域・興味などで絞り込めること、クリック数や表示回数といった反応を数値で測定できることが大きな特徴です。
この単元で学ぶバナー広告・リスティング広告・アフィリエイト・メール広告は、いずれもインターネット広告の一種です。試験では、これらが「インターネット広告という大きなくくりの中の個別手法」だという上位・下位の関係や、効果測定ができる点が問われます。
たとえ街の広告全体を指す「看板・チラシ・CMなどの広告」と同じく、ネットの世界での広告手段をまとめて呼ぶ言葉。中にいろいろな種類が含まれます。
記憶フックインターネット広告といえばネット媒体に出す広告の総称で効果測定できる
オプトインメール広告
受信者が事前に配信を許諾したメールに載せる広告。
オプトインメール広告は、利用者があらかじめ「広告メールを受け取ってよい」と同意(オプトイン)した相手にだけ送るメール広告です。興味のある人に届くため反応が得やすく、無断送信による迷惑メールを防ぐ仕組みでもあります。
反対に、受信拒否の意思表示があるまで送ってよいとする考え方を「オプトアウト」と呼びます。試験では、オプトイン(事前許諾あり)とオプトアウト(事前許諾なし・拒否で停止)の違いがよく問われます。日本の特定電子メール法でも原則オプトインが求められる点を押さえておきましょう。
たとえ店で「新商品のお知らせを送ってもいいですか」と聞かれてOKした人にだけ案内が届く仕組み。勝手にチラシを投函されるのとは違います。
記憶フックオプトインメール広告といえば事前許諾した相手だけに送るメール広告
バナー広告
Webページ上に画像や動画で表示する帯状の広告。
バナー広告は、Webページの上部や横などに画像・動画で表示する、帯(バナー)状の広告です。クリックすると広告主のサイトへ移動でき、視覚的に商品やブランドを印象づけるのに向いています。
料金は表示回数(インプレッション)やクリック数に応じて決まることが多く、これが効果測定のしやすさにつながります。試験では、検索語に連動するリスティング広告と対比して、バナー広告が「Webページの枠に画像を掲載する表示型(ディスプレイ)広告」である点を区別できるようにしておきましょう。
たとえWebページの中に貼られた電子的なポスターのようなもの。目に入ると印象に残り、気になったらタップして店へ行ける掲示です。
記憶フックバナー広告といえばWebページに画像で表示する帯状の広告
リスティング広告
検索キーワードに連動して検索結果に表示される広告。
リスティング広告は、利用者が検索エンジンに入力したキーワードに連動して、検索結果ページに表示される広告です。検索連動型広告とも呼ばれ、「探している人」に直接届くため、購入や申込みにつながりやすいのが特徴です。
多くはクリックされて初めて課金されるクリック課金型で、次の単元で学ぶSEO(検索結果での上位表示の工夫)とあわせて押さえると理解しやすくなります。試験では、画像を見せるバナー広告との違いや、検索キーワードに連動するという仕組みが問われます。
たとえ「ラーメン」と地図アプリで探した人にだけ近くのラーメン店の案内が出てくるようなもの。求めている人に狙って広告を届けます。
記憶フックリスティング広告といえば検索キーワードに連動する検索結果の広告
アフィリエイト
広告経由の成果に応じて報酬を払う成果報酬型の広告。
アフィリエイトは、Webサイトやブログに貼った広告リンクを経由して、商品購入や会員登録などの成果が出たときにだけ、サイト運営者へ報酬を支払う成果報酬型の広告です。広告主は成果があった分だけ費用を払えばよいため、無駄が少ない仕組みです。広告主とサイト運営者の間はASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)が仲介します。
表示回数で課金されるバナー広告や、クリックで課金されるリスティング広告と違い、アフィリエイトは「成約」という結果に対して課金される点が特徴です。試験では、この成果報酬型という課金モデルが他の手法と対比して問われます。
たとえ友人に店を紹介してもらい、その人経由で実際に買い物が成立したときだけ紹介料を渡す仕組み。結果が出て初めて報酬が発生します。
記憶フックアフィリエイトといえば成果が出たときだけ報酬を払う成果報酬型広告
まとめ
要点
- インターネット広告は、Webやメールなどネット媒体に出す広告の総称で、配信相手を絞り込め、表示回数やクリック数で効果を測定できる。
- オプトインメール広告は受信者の事前許諾を得て送るメール広告で、許諾なしのオプトアウトとの違いが頻出。
- バナー広告はWebページに画像・動画で見せる表示型広告、リスティング広告は検索キーワードに連動する検索連動型広告で、両者の違いを区別する。
- アフィリエイトは購入や登録などの成果が出たときだけ報酬を払う成果報酬型で、表示課金・クリック課金との課金モデルの違いを押さえる。
- 各手法は課金・配信の仕組みが異なるため、『どの広告がどのタイミングで課金されるか』を整理して覚えるとよい。
記憶フック一覧
- インターネット広告: インターネット広告といえばネット媒体に出す広告の総称で効果測定できる
- オプトインメール広告: オプトインメール広告といえば事前許諾した相手だけに送るメール広告
- バナー広告: バナー広告といえばWebページに画像で表示する帯状の広告
- リスティング広告: リスティング広告といえば検索キーワードに連動する検索結果の広告
- アフィリエイト: アフィリエイトといえば成果が出たときだけ報酬を払う成果報酬型広告
関連の過去問演習は今後のアップデートで追加予定です。