← 教科書一覧へポインティング・手操作入力装置
低頻約 16 分ハードウェア(コンピュータ・入出力装置)
概要
本ユニットでは、画面上の位置や動きを指定して操作する代表的な入力装置を学びます。総称であるポインティングデバイスを起点に、マウス・タッチパネル・ジョイスティック・ペンタブレットといった具体例の特徴を押さえます。各装置の役割と使われる場面の違いが試験で問われる基礎分野です。
用語(5)
ポインティングデバイス
画面上の位置(ポインタ)を指定・移動させる入力装置の総称。
ポインティングデバイスは、画面上のカーソル(ポインタ)の位置を動かしたり、対象を指し示したりするための入力装置をまとめて呼ぶ総称です。代表例にマウス・タッチパネル・ジョイスティック・ペンタブレットなどがあります。
キーボードが文字や数値を入力するのに対し、ポインティングデバイスは「位置や動き」を入力する点が特徴です。試験では、これらの装置がいずれもポインティングデバイスに分類されること、文字入力中心のキーボードとは役割が異なることが問われます。
たとえ黒板の文字を「書く」チョーク(キーボード)に対し、指し棒で「ここ」と場所を示す道具の総称がポインティングデバイス。位置を指し示す仲間の総まとめです。
記憶フックポインティングデバイスといえば画面上の位置を指定する入力装置の総称
マウス
手で動かして画面上のポインタを操作する代表的な入力装置。
マウスは、机の上で本体を動かすとその動きに合わせて画面のポインタが動く、最も普及したポインティングデバイスです。ボタンのクリックやホイールでの画面スクロールにより、対象の選択や操作を行います。
動きの読み取り方式には、底面の光の反射を利用する光学式などがあります。試験では、ポインティングデバイスの代表例であること、位置を指定する装置である点が問われます。文字入力のキーボードとは役割が異なります。
たとえ机の上で滑らせると、その分だけ画面の矢印が同じ向きに動く「分身の手」のような道具。手の動きを画面上の位置に置き換えてくれます。
記憶フックマウスといえば動かしてポインタを操作する代表的入力装置
タッチパネル
画面に直接触れて位置を入力する表示一体型の入力装置。
タッチパネルは、表示画面そのものに指やペンで触れることで位置を入力する装置です。表示装置(ディスプレイ)と入力装置が一体になっており、見ている画面を直接操作できるのが特徴です。
スマートフォン・タブレット・券売機・ATMなど身近な機器で広く使われます。試験では、画面に直接触れて操作する点、表示と入力が一体である点が問われます。本ユニットの中でも出題頻度が比較的高い用語です。
たとえメニュー写真を指でトンと押すと注文が決まる飲食店のタッチ式券売機。見ている画面をそのまま指で押せる「触れる画面」です。
記憶フックタッチパネルといえば画面に直接触れて入力する表示一体型装置
ジョイスティック
棒の傾きで方向や動きを入力する操作レバー型の入力装置。
ジョイスティックは、台座に立てた棒(レバー)を倒す方向や傾き具合で、位置や動きを入力する装置です。倒した向きへ対象が動くため、方向の指示を直感的に行えます。
ゲーム機のコントローラーや航空機・建設機械などの操縦に使われます。試験では、レバーの傾きで方向・動作を入力するポインティングデバイスの一種であること、マウスやタッチパネルと同じ仲間に分類される点が問われます。
たとえラジコンの操縦スティックのように、倒した方向へ対象が動く操作レバー。傾けた向きがそのまま「進む向き」になります。
記憶フックジョイスティックといえば棒の傾きで方向を入力する操作レバー
ペンタブレット
専用ペンで板に描き位置や筆跡を入力する装置。
ペンタブレットは、平らな板状の入力面を専用のペンでなぞることで、位置や筆跡(線の軌跡)を入力する装置です。ペンを動かした通りに線が描けるため、紙に描く感覚に近い操作ができます。
イラスト制作や手書き入力など、細かな描画を行う場面で使われます。筆圧(押す強さ)を読み取れるものもあります。試験では、ペンで描いて位置・筆跡を入力するポインティングデバイスの一種である点が問われます。
たとえ下敷きの上をペンでなぞると、その線がそのまま画面に現れる「魔法のスケッチ帳」。手書きの動きを画面の線に変えてくれます。
記憶フックペンタブレットといえばペンで描いて位置・筆跡を入力する装置
まとめ
要点
- ポインティングデバイスは画面上の位置や動きを指定する入力装置の総称で、マウス・タッチパネル・ジョイスティック・ペンタブレットなどが含まれる。
- マウスは本体を動かしてポインタを操作する最も代表的なポインティングデバイスである。
- タッチパネルは表示画面に直接触れて入力する表示一体型の装置で、スマートデバイスや券売機など身近な機器に多用される。
- ジョイスティックはレバーの傾きで方向・動作を、ペンタブレットはペンで位置・筆跡を入力する装置である。
- これらはいずれも「位置・動き」を入力する点で、文字入力中心のキーボードとは役割が異なる。
記憶フック一覧
- ポインティングデバイス: ポインティングデバイスといえば画面上の位置を指定する入力装置の総称
- マウス: マウスといえば動かしてポインタを操作する代表的入力装置
- タッチパネル: タッチパネルといえば画面に直接触れて入力する表示一体型装置
- ジョイスティック: ジョイスティックといえば棒の傾きで方向を入力する操作レバー
- ペンタブレット: ペンタブレットといえばペンで描いて位置・筆跡を入力する装置
関連の過去問演習は今後のアップデートで追加予定です。